京都ワークショップ巡り 3.京友禅型染め体験

ワークショップ

こんにちは、こむぎです

先日訪れた京都でのワークショップ巡りの旅、お店紹介第3弾です

京都でワークショップを探している方のお役に少しでも立てたら嬉しいです

なお、ワークショップ巡りをまとめた記事もありますので、そちらもご参照ください

江戸時代から続く伝統技法を町屋づくりの工房で体験!

京都に行くとよく目にする京友禅

ポーチなどお土産屋さんで見かけると、華やかな柄が美しいですよね

また、嵐山駅には「キモノ・フォレスト」という京友禅の生地を使用したポールが並ぶスポットがあります
SNS映え抜群のスポットですので、嵐山方面を訪れた際はぜひお立ち寄りください

さて、その京友禅の型染めを職人さんから教えていただけるなんて貴重な体験、これは行ってみない選択肢はないと思い北本染芸さんのワークショップを予約しました

北本染芸さんの建物は町屋づくりとなっており、とても趣のある工房でした……雰囲気抜群で気分あがります
ただ、工房までの階段はとても急になっているので転倒しないよう注意が必要です💦

京友禅型染体験の主な流れ

工房に到着したら体験に入る前に職人さんから染物の歴史等の説明があります

こちらは堅苦しい講義ではなく、豆知識やクイズ等交えながら楽しく学ぶことができるのでご安心ください

一通り説明を受けたあと、本格的な染物体験に入ります

作る小物は袱紗や御朱印帳カバー、数寄屋袋等あります
こちらは予約の時点で何を作るか決めますが、その場で当日変更も可能なようです
今回は袱紗をお願いしました

また、使用する布も自身で選ぶことができます
色は数種類あり、同じような色でも市松模様等の模様が入ってたりするので、よく見てから選ぶと良いかと思います

デザインも桔梗やもみじ等の植物から、うさぎと月、千鳥等もあり気に入ったものが見つかるかと思います
私は梅を選択しました

まず、最初に白い糊を数カ所に置く(デザインによって異なります)のですが、こちらの作業が個人的にとても難しくて💦
練習をさせてもらいましたが、なかなか均一にならず、しかも何度も重ねると広がってしまうのでとても緊張しました

何度も練習させていただいたおかげで、少し不格好にはなりましたがギリギリ合格ということで次の工程に移ります

ビニールシートで保護されており布の型染する箇所をカッターで切り取る作業を行います
こちらも練習をさせていただけます

力を入れすぎると布まで一緒に切れてしまうので要注意です
職人さんはできれば自分でやった方が良いと仰ってましたが、どうしてもの場合は代わりに行っていただけるようです

私は練習の際に少し布を切ってしまいましたが、後半なんとなくコツを掴めたので自分で行いました
布が切れているかどうかは染め終わった後でないと確認ができないので、かなり慎重に行いましょう

切り終えたら、今度は伝統技法『摺り疋田』の工程です、こちらで鹿の子絞りの柄を入れていきます

デザインに合わせて型を置き固定、鹿の毛で作られた筆を使って摺るように色を付けていきます
型は複数あり、数回にわけて色をつけると美しい鹿の子模様の完成です

次に糊付けしたところと鹿の子模様のところ以外の箇所を筆で色付けしていきます

布はとても滲みやすいので、枠内の中央から色を付けていくと枠からはみ出すことなく色をのせられます

色も自分で選ぶことができるので、見本と似たような感じに作るのも良いですし、自分好みの配色にして問題ありません☺

色を付け終えたら、最後に金箔を貼って終了となります

アクセス等

工房の場所は京都市営地下鉄・二条城前駅の3番出口から徒歩約5分程です

3番出口を出たら左へ直進、神泉苑を過ぎた角を左折、喫茶チロルのお隣になります

グーグルマップ参照

まとめ

京都の伝統的な文化を現役の職人さんから直々に教えていただけるとても貴重な体験でした

袱紗等の小物になるまで1カ月程時間がかかるとのことで、作品は後日郵送になるみたいです
完成を楽しみに待ちたいと思います✨

ぜひ一度、北本染芸さんで京友禅型染の体験をしてみてはいかがでしょうか☺

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